子連れでウロウロ… fal::diary

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 2020年10月から、耳つぼ施術を行うイヤービューティセラピストとしても活動しています。ご自宅、オフィス、イベント会場などへの出張も可能です。お仕事のご依頼はこちらからお願いいたします。

産後ケアセンターに救われた。

大安産だったと喜んだのもつかの間、前回も経験して恐れていたおっぱい地獄は予想以上の辛さでした。


退院した後、産後ケアセンター 桜新町に向かうタクシーの中で強烈なおっぱいの張り、発熱、痛みに襲われていて、「早く着いてー!」と祈りながら産後ケアセンターに到着し、受付の手続きをしながら頭がくらくらしていました。


着いてすぐ、助産師さんに「すみません、もうおっぱいが限界なのでとりあえず授乳させてもらえませんか?」と伝え、ささっと一通りセンター内の説明を聞いたあとすぐにおっぱいを見てもらいました。すると「よくこんな状態で授乳してたわね!辛かったでしょう‥ とりあえず休ませてあげないとね。」と言われ、嬉しい反面びっくり!「辛いのが当たり前」と思っていたので意外な一言でした。


入院中の無理な授乳でできた傷、熱、張りが治まるまで授乳は中止。まずは発熱を落ち着かせるために冷却剤や氷、お水を含ませて凍らせたおむつ等を脇やおっぱいを冷やすことになったのですが、どんなにガチガチの氷でも1時間持たずに解けてしまうほどの熱でした。


さらに行き場の無くなった母乳がどんどん溜まって、胸は破裂寸前のバレーボールのようになり、全身の血流がおかしくなって身体のあちこちが激痛でした。寝る頃の時間になってもあまりの痛みで横になる事ができず、大きなソファーの様なビーズクッションに寄りかかり座った状態で眠っているのか気を失っているのかよくわからないまま一夜を過ごしました。


翌日からは24時間体制で3時間に1回くらいのペースでベテランの女産師さんたちがおっぱいのケアをしてくれました。しっかりと方針が決まっていて「お母さんの負担が少ない方法で」と、私にとって痛みの少ないようにマッサージなどの処置を施していただきました。


そして、産後ケアセンターに来て今日で5日目。じっとしている事すら辛かった時には大げさではなく本気で「もうこのまま死ぬんじゃないか‥」と泣きながら過ごしていましたが、昨日からは身体のあちこちの痛みもかなり和らぎ、やっと春生さんをだっこしてあげたり、おむつを交換してあげることができるようになりました。


傷やしこりによる痛みで、まだ直接授乳することはできないけど、今日からはやっと搾乳を始めることができたので少しずつ母乳をあげることができています。産後ケアセンターに入所した当初は数日後にこんなによくなるとは想像できなかったので、24時間体制で熱心にケアしていただいた助産師さんたちにはどんなに感謝しても感謝しきれません。


当初は7日間の滞在の予定でしたが引続きケアが必要な状態のため、もうしばらくお世話になることになりました。実費だと高額だと思っていたけど、想像以上にいたれりつくせりで心まで癒されるほどの環境なので、産後の一番辛い時期には実費で利用する価値ありです。


産後の体調を気遣ってメールをいただいたりしているにも関わらず、ほどんとお返事ができておらずすみません。まだ体調に波があったりするので、今は身体の回復に専念したいと思います。もう少し落ち着いたら、産後ケアセンターの素晴らしさをお届けしたいです!