引っ越してから自転車の鍵を置く場所が決まらず困っていたところ、土屋鞄製造所の期間限定ワークショップで革のトレーが作れることを知り、きよみさんを誘って行ってきました。
訪れたのは土屋鞄製造所白金店です。さすがに並んではないだろうと開店の11:00ちょうどに到着したところ、すでに初回の受付は終了していて12:00からの回の参加になってしまいました。
近くにカフェがあったのでちょこっとお茶をして再び来店。まず最初に革を選びます。その日によって選べる色が違うそうですがこの日は全色揃っていました。
革と糸は予め必要なサイズにカットされています。作り方の書いてある紙もいただけます。
工具の使い方や注意点などはスタッフの方が丁寧に教えてくれます。見本を見せていただくも本当にできるのかオロオロ‥ 用意されている工具は実際に工房で使われているものです。
実際に自分でやってみると楽しいーーー!!!菱目打ちという道具とハンマーで縫い穴を空けていく作業が特に面白かったです。調子に乗ってガンガンやってると怪我をしそうなので慎重に!
穴を空けた部分に革用のロウ引き糸を通して行きます。穴が空いているところに通すだけなので力を使わずにスルスルと縫うことができます。
糸の長さを揃えながら表と裏の両方から縫っていく作業に最初は混乱気味でしたが、後半はおしゃべりする余裕もでき、間違えずに縫い上げることができました。
最後に、四隅を折り曲げてカシメを打ち、形を整えます。
お好みで刻印を入れることもできます。入れられるのは一文字だけということで、かなり悩んで自分の名前の頭文字を入れることにしました。
慎重に位置を決めて、ハンマーでトン!トン!これだけでぐっとオリジナル感が増しました。
約1時間でこんな感じの革のトレーができました。参加費¥1,000でセンスの良い革のトレーができて大満足です。使い込んで風合いが増すのが楽しみ!
革製品がどのように作られているのかを実際に体験して知ることで、手持ちの革小物にもさらに愛着が湧きました。ワークショップの情報は土屋鞄製造所の公式サイトやfacebookページでお知らせされているので、興味のある方はぜひチェックしてみてください。多少費用がかかっても構わないので、鞄づくりにも挑戦できたら嬉しいなー。