蓼科から帰った夜、夏生さんが「目が痒いー!鼻水が出るー!」とグニャグニャしていました。花粉症の時期も過ぎたし、キャンプが終ってしまった悲しい気分をぶつけているのだろうと思った私は、いつものように「わかった、わかった、寝たら治るよ。」と適当に対応していました。
しかし、翌朝になっても良くならず、「我慢できない!」、「本当はずっと痒かったの!」と騒ぐので、学校に遅刻の連絡を入れて病院に行ってもらうことにしました。そして、付き添いのmikioさんから知らされた結果にびっくり!なんとイネ科のアレルギーだったのです。馬に与える粗飼料の乾草が原因で症状が出ているのでは、ということでした。
花粉症だということはわかっていたけど、まさか馬に与えているものが原因だなんてーーー!夏生さんは、掃除やエサやりの話もイキイキと話すくらい馬房での作業が大好きなので気の毒です。
今後、えさの時間だけは作業をお休みさせてもらうということも一瞬考えましたが、とりあえず少し様子をみることにして、本人とその時の指導者の方の判断におまかせすることにしました。好きなことができなくなるのは辛いだろうし、本人が「どうしても無理!」と思うまではやらせてあげたいなー。予防策として、「ゴーグルもしてみたら!? 」と夏生さんに提案してみたけれど、それは断られてしまいました。目が痒くなるよりいいと思うけど‥ これからは1年中、目薬、飲み薬、マスクが手放せない生活になりそうです。