子連れでウロウロ… fal::diary

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「わるいはるちゃんはかわにすててきた」

病気続きのわが家。今週前半はmikioさんと夏生さんがダウンしていました。そして、やっと2人の調子が良くなってきたのでほっとしたら、今度は私の調子があまり良くありません。明らかに風邪気味になってる!

 

そんな中、久しぶりに春生さんが私にがつんと叱られる出来事がありました。朝に弱い春生さんは、寝起きに機嫌が悪いことが多々あります。

 

その日は夏生さんが前日から高熱を出し、一晩中鼻血が出ていたので、私は朝から疲れていました。春生さんを登園させねばと必死に起こすと、春生さんはモップのように髪の毛を振り乱しながら、ズルズルと床を這いつくばってリビングに移動してきました。

  

春生さんの制服は準備をしてあげていたので、あとはいつものように自分で着替えるようにお願いをして、私は朝ごはんの支度に取り掛かりました。しかし、春生さんはなかなか目が覚めず、全く用意をしない上にmikioさんに八つ当たりをし始めました。それを私がやんわり注意したところ、春生さんは私にまで怒りをぶつけてきて、騒ぎ出したのです。

 

忙しい朝、ただでさえ時間が無いのに自分勝手に怒り出した春生さんに耐えきれず、私はどかーんとカミナリを落としてしまいました。


「もういい加減にしなさい!」
「春生がなんでも自分のことができることはみんな知ってる!もう赤ちゃんじゃないんだから、自分のことは自分でやりなさい!」
「春生が眠いのはみんなのせいじゃ無い!」

「みんなが怒ってるのは、春生がいきなり怒ってきたからだよ!なんでも人のせいにしないで!」


などなど…

今までやんわり注意していたことをここぞとばかりにビシッと言ってみました。もういつまでもバブちゃんじゃ困るんだ!

 

私のそんな姿を見た春生さんは、さすがに反省したらしく、泣いて謝ってきました。私も「ちょっと怖かったかな…」と反省して、春生さんの身体を撫でながら、「悪いはるちゃんは出ていけ、出ていけ。ポイッ!」とおまじないをかけました。

 

降園時、春生さんの担任の先生が「春生ちゃん、今日はとってもいい子でした!頑張ってました!」と褒めてくれました。私は嬉しくて、嬉しくて、「すごい!今日は褒められちゃったー。悪いはるちゃん出ていったんだね。よかったー!」と春生さんに言いました。

 

すると、春生さんは満面の笑みで、「わるいはるちゃんはかわにすててきた」と言ったのです。か、川に⁉︎ いつの間にそんな表現を覚えたんだろう!悪いから川に捨てるとか怖すぎる!

 

その日から、私は春生さんがちょっとグダグダしていたり、怒りそうになっているのを見かけると「あれ、川の様子を見に行こうかな? 悪いはるちゃんが帰ってきちゃったかも!」と声をかけるようになりました。

 

そうすると春生さんもハッと我に帰るのか、急にテキパキ行動し始めるのです。いつまで続くかはわからないけれど、今のところかなり落ち着いてきたように感じます。まだ幼児だからとついつい甘やかしてしまうことが多かったけれど、たまにはビシッと言うのも大切だなぁ。

 

そんな春生さんも明日には卒園を迎えます。たまに手こずることはあるけれど、徐々にしっかりしてきてくれてよかったー。悪い春生が川から帰ってきませんように!

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