台風の影響で外遊びができないので、昨日は渋谷のこども科学センターハチラボに行ってきました。
年に何度訪れているかわからないくらい大好きなハチラボ。渋谷区の施設なので大々的に広告を打つことがないおかげか、特に混雑している日があるわけでもなく、いつも気軽にふらっと立ち寄ることができます。今回のメインの展示は世界の昆虫展でした。
鮮やかなモンフォチョウがお出迎えしてくれました。これだけ並んでると眩しいくらいに美しい!見る角度によって色彩が変わる面白いチョウです。
奥には昆虫の標本がずらっと並んでいました。これはなかなかの展示数です。標本とはいえ、渋谷でこれだけの数の昆虫を見るのは初めてです。街中でこんなにたくさん見られるのはありがたい!
カブトムシ、クワガタ、チョウが一番多く、それ以外にも珍しい昆虫の標本が所狭しと飾られていました。
前半は「すごい!すごい!」と喜んでいた私ですが、後半はじっと見るのが辛くなるようなものも… こんな巨大なハチやキリギリスが生きて目の前にいたら気絶しそうです。10センチ以上ありました。
生きている昆虫も展示されています。先週訪れた石垣島で生きているヘラクレスオオカブトに触れて感動していたけれど、なんとここでも会うことができました。昆虫好きな男の子たちは大興奮で飼育ケースに張り付いていました。
日替わりで昆虫に関するワークショップも行われています。春夏生さんは「まゆ玉の不思議」に参加しました。まゆから糸を取り出してランプシェードを作ったり、カイコとまゆについて詳しく教えてもらうことができました。まゆから糸を取るなんて経験はしたことがなかったので、親子で感動!「こんなに手間がかかるから絹って高いんだ…」と勉強になりました。
夏生さんのみ「じゅえき太郎の昆虫書き方教室」にも参加しました。じゅえき太郎さんは「ゆるふわ昆虫図鑑」などを手がけているイラストレーターさんです。参加可能なのが3年生からで春生さんは参加できず残念。
じゅえき太郎さんの原画の展示スペースもありました。独特の色彩で描かれた昆虫たちはまるで生きているかのようです。つい数日前に情熱大陸のさかなクンの映像を見てその熱心さに感心したけど、きっとじゅえき太郎さんも小さなパーツの一つ一つまで、本物の昆虫と同じように書いているんだろうなぁ。デフォルメされたイラストも特徴をしっかり押さえていてかわいい!
夏生さんが昆虫書き方教室に参加している間、時間を持て余しそうだったので春生さんとコスモプラネタリウム渋谷に行ってきました。ハチラボがある場所と同じ渋谷区文化総合センター大和田の12階にあります。
コスモプラネタリウムでは、時間によって作品が違います。今回はクラシック音楽を聞きながら星空を楽しめる内容でした。まるで離島にいるような満天の星空、心地よい音楽、ゆったりとくつろげるリクライニングチェア… あっという間に私は夢の中でした。またやっちまったー!ここに来るとほぼ毎回寝ていて半分くらいしか内容を覚えていません。気持ちよすぎて危険です。
プラネタリウムの上映が終わり、夏生さんをハチラボにお迎えに行くと「見てー!」と満面の笑みで走り寄ってきました。そして、手にもっていた画用紙を見てびっくり!なんかすっごく上手に描けてる!!!夏生さんが描いたものとは思えません。じゅえき太郎さんのアドバイスを受けながら、本物のヘラクレスオオカブトを見て描いたそうです。ほんの1時間でこんなに上達するなんて、プロの指導力ってすごい!
こんなに楽しんだのに入場料もワークショップも無料だし、同じ建物に図書館とプラネタリウムもあるし、ファミレスもコンビニもすぐそばにあるし、ここは天国!お天気を気にせず1日快適に過ごせて、本当に助かっています。困った時にはふらっとハチラボおすすめです!