夏になると必ず訪れるお店の一つ、三軒茶屋のかき氷屋さん「氷問屋 石ばし」に今年も行ってきました。
場所は三軒茶屋の駅から246沿いを二子玉川方面に5分ほど歩き、一本中に入った住宅街にあります。歴史を感じる古い店構えで、目印は氷旗と小さな看板のみです。創業1962年、昭和37年から続く氷問屋さんで、20年くらい前からかき氷も売るようになったそうです。
建物も内装も昭和のまま維持されています。ブラウン管のテレビ、振り子時計、黒電話など懐かしいものが沢山置かれていて、なんだか子供の頃に戻ったような気分になります。
かき氷のシロップは定番のものからちょっと珍しいものまで約40種類あります。小学生までは500円のシロップのものを300円で食べることができ、子供専用の椅子とテーブルもあるので子連れでも気軽に利用できます。
氷を削ってくれるのは年代物の大きなかき氷機です。この昔ながらの手動のかき氷機が稼働しているのは日本列島でここだけのようです。
懐かしいデザインのきれいなガラスの器に盛られたかき氷はとても絵になります。純水を凍らせた不純物ゼロの氷は独特のぱりぱりとした食感で、すーっと身体を冷やしてくれます。本当はもう少しこんもりと盛ってくれるのですが、この日はあまりの暑さに削ってるそばから氷がどんどん溶けていました。
自分まで溶けてしまいそうな厳しい暑さだけど、園や公園の帰りにこのお店にふらっと立ち寄って子供たちの満面の笑みを見ると幸せな気持ちになります。お店の方の話によると最近の週末は人が多すぎて子供がかわいそうなレベルだとか‥ 子連れで訪れるなら平日がおすすめのようです。
▼氷問屋 石ばしの公式サイトはこちらです。
〒154-0024 東京都世田谷区三軒茶屋1-29-8
TEL:03-3411-2130