トロッコ亀岡駅〜保津川下りをつなぐ新ルート。京馬車に乗ってきた。
春休みの京都旅行2日目。この日は私が京都に行ったら必ず訪れているコースの嵯峨野観光鉄道のトロッコ列車と保津川下りを楽しんできました。
トロッコ嵐山駅でトロッコ列車と保津川下りのチケットを購入して、まずは腹ごしらえ。どこに行こうかなーと駅周辺をウロウロしていたら、思わず目を引く素敵な建物がありました。カフェ 嵯峨野湯です。
こちらのお店は銭湯をリノベーションして造られたそうです。店内は人が多く写真を撮ることができなかったのですが、銭湯だった頃のものがそのまま生かされていて、カフェスペースに浴槽、シャワー、鏡、体重計などがありとても面白かったです。空間のデザインだけではなく料理にもこだわりが感じられ、また訪れたい場所になりました。
意外すぎる組み合わせに引かれて注文した肉団子と九条ネギの豆乳クリームパスタ。濃厚でまろやかなお豆腐と豆乳クリームともちもちの生パスタの相性がばっちりでした。パンケーキが有名らしいので次回ぜひ食べてみたいです。
そして、トロッコ列車に揺られて亀岡駅へ。ディーゼル機関車に引かれる客車はレトロなデザインで心をホッとさせてくれます。
時期によっては桜や紅葉なども楽しむことができる保津川渓谷の景色。まだ桜は咲いていなかったけれど、車内は満席でした。何も無くても癒される!
タイミングが良ければ保津川下りの様子を見ることもできます。船のお客さんが手を振ってくれたので、トロッコ列車のお客さんも振り返して大盛り上がり。微笑ましい光景でした。
トロッコ亀岡駅からはタクシーかバスで移動のつもりが‥ なんと!馬車という選択肢が増えていました!2011年から始まったそうです。
乗る前に少し待ち時間があったので馬にエサやりをしつつご挨拶。 私たちを乗せてくれたのは、北海道のばんえい競馬出身のクロちゃんです。
他のお客さんもいたにも関わらず、クロちゃんに乗せてもらうことができたのは私たちだけで運良く貸切状態となりました。トロッコ保津川駅まで約30分ほどの道のりは自然がいっぱいで心地よい風を感じることができました。
パッカパッカと揺られながら、馭者さんに馬の話を聞かせてもらう優雅なひととき。クロちゃんの鉄爪まで見せてもらうことができました。体重が1トンもあるクロちゃんの鉄爪の大きさに親子で大興奮でした。
保津川下りがメインイベントのつもりだったのに馬車にまで乗れるなんて最高!馬車とラフティングとのセットもあるらしいので、いつかぜひ挑戦してみたいです。クロちゃん、馭者さん、どうもありがとうございました!
本来のメインイベントだった保津川下りは安定の面白さでした。初挑戦の春生さんがどんな反応をするか少し心配だったけれど、急流にも動じずスリリングな旅を一緒に楽しんでくれました。
保津川下りは2時間というちょっと長い時間ですが、自然の中で暮らす鹿、猿、鳥などの動物たちの姿を見ることもできるので、子供たちが飽きることはありませんでした。自分たちも乗ってきたトロッコ列車の姿を見つけると「おーい!」と手を振っていました。
内緒にしていた最後のお楽しみに春夏生さんは大喜び!水上売店です。船の上の売店なんてここでしか見たことがありません。お酒やジュースはもちろん、おでん、いかやき、みかん、おだんご、お菓子など、小腹を満たしてくれる商品が盛り沢山で、何も買わずにはいられません。
山間の絶景と船頭さんとの楽しい会話に名残惜しさを感じつつ、嵐山に到着。春夏生さんもとっても気に入ってくれたようです。やっぱりこのコースは鉄板だなー。
実はここまでの間、mikioさんはいませんでした。保津川下りの終点にある渡月橋の公園で倒れていたのです。前日の夜の飲み会で飲み過ぎて二日酔いになってしまい、トロッコや船に乗れる状態ではなかったのでした。まぁ、これはこれでいい思い出になりました。
復活したmikioさんの案内でお次はmikioさんの母校へ。これといってやることは無いけれど、mikioさんの思い出話を聞きました。
住んでいたアパートも案内してくれました。家賃3万円と聞いて引っ越したくなりました。
締めくくりは近くのお好み焼き屋さんジャンボに行きました。京都出身のお友達も薦めてくれていたお店でずっと気になっていました。
名物のジャンボお好み焼きとジャンボ焼きそばは驚くほどの大きさでした。それぞれ3人前くらいはあったかな?なんとお好み焼きにはキャベツが一玉分入っているそうです。それなのにお会計は家族4人で¥1500!おいしいし、安いしで、京都に行ったら必ず訪れたい場所になりました。こんなお店が近所にあったらいいのになー。