気分はまるで工場見学!? スターバックス リザーブ ロースタリー 東京に行ってきた。
昨日は久しぶりに青空が広がり最高のお花見日和!これは桜を見に行かねばと予定より少し早めに家を出て、目黒川の桜を見に行ってみました。
週末ははぎょっとするくらいに人が押し寄せていた目黒川沿い。平日の朝9時すぎ頃はこんなに空いています。
毎年この時期になると何度も桜の様子を見に行ってしまいます。日本人でよかったなぁー。
私が一番好きなのは中目黒のドンキホーテの裏あたりです。ここはとても日当たりが良いので、他の場所と比べて毎年早めに満開になります。
そして、中目黒のドンキホーテといえば、最近必ず思い浮かぶのがスタバの新店舗「スターバックス リザーブ ロースタリー 東京」です。ドンキホーテのすぐお隣にオープンしました。世界で5ヶ所しかない特別な店舗だと知り、オープン前からちらちらと様子を覗きに行っていた私たち。しかし、オープン後にものすごく混雑しているという情報を見て、中に入る気は起きませんでした。
いつものようにドンキホーテのあたりで春生さんが「きっとスタバはもう並んでるよー」とリザーブ ロースタリーの話題をし始めました。こんなに気になってるなら、中を見せてあげたいな‥ と思った私は春生さんに「たぶん入れないけど、整理券だけもらってみる?」と聞くと、「うん!整理券もらってみるー!」と言ったので、ダメ元で整理券をもらいにいってみました。
入り口にいるドアマンさんから整理券を受け取るものかと思いきや、整理券を配布するための場所がお隣の建物に用意されていました。発券機の上にあるその時点での呼び出し番号を見るとなんと3150番‥ まだ10時前なのにこんなに人が来てるなんて信じられない!しかし、待ち時間は30分ほどだということで、整理券をもらってみることにしました。
ネット上で「6時間待ち!」「2000人待ち!」なんて情報を見ていたので、わずか30分という待ち時間に拍子抜けしてしまいました。「逆にそんなに早く戻ってこれない!」と困っていたところ、近くにいたスタッフの方に「閉店までに戻ってきていただければ大丈夫ですよ」と声をかけて頂き大喜び!これなら朝に整理券さえ取れば、好きな時に行けるんだー!ただし、その場にいる人数分しか発券できないので要注意です。
というわけで、2時間ほどの用事を済ませて、再びリザーブ ロースタリーに戻ってきました。1人1枚整理券を持って入店待機列に並びます。
ここからさらに待ち時間があると聞いていたので、私は覚悟していました。が!なんとすぐに案内が始まり、あっという間に中に入れることになりました。発券作業とこの待ち時間を合わせても5分ほどしか待っていません。あれ、なんか思っていたのと違う!
入店時、「まずは席をお取りくださーい!」と案内があったので、何にも目をくれずいそいそと上の階に向かいました。中に入ったら見てみたかったこの景色!テラス席から目黒川沿いの桜並木を見ることができるんです。テラス席は3階と4階にあります。
できればテラス席でお花見をしたかったのですが、春生さんが「寒い!」と不満そうにしていたので、今回は屋内のテーブルを確保しました。上の方の階は人も少なく、ゆったり過ごすことができます。
4階建の店内は1階がメインバー、2階は紅茶、ハーブティーがそろう「ティバーナ バー」、3階は日本初上陸のカクテルバー「アリビアーモ バー」、4階はセミナースペース「AMUインスピレーション ラウンジ」となっています。4階まで吹き抜けで自然光がたっぷり降り注ぐ明るく心地よい空間が広がっています。
階ごとに気になるものがあって、寄り道しながら下に降りました。赤ちゃん連れに嬉しいベビーチェアも発見!通路が広いので、ベビーカーも大丈夫そうです。
1階に辿り着いて、「ここだ!」と決めたパン屋さん。イタリアのミラノ発の人気ベーカリー「プリンチ」というお店だそうです。
「何を食べようかなー!」と私が迷っていると、春生さんが「ここではお昼ご飯食べないよ!」と言いだしてびっくり!あれ、確かにお昼は別のところで食べる約束をしていたけど、ちょっとくらい融通を利かせてくれても‥ 何度おねだりしても春生さんは折れてくれなったので、仕方なくテイクアウトすることにしました。注文を済ませると、フードコートなどにある呼び出し機を渡されます。
待っている間に調理場を覗いてみました。ガラス張りになっていて、作業の様子を間近で見ることができます。
商品を受け取ったもののテイクアウトになってしまったので、少し残念に思っていた私。すると春夏生さんが「お母さん見て!」とぐいぐい引っ張ってきました。指を指している方を見てみると、大きな豆袋らしきものが運ばれてきました。
「あ!これ、豆なんじゃない!? これから焙煎するのかもね!」と言うと、袋を運んでいたスタッフのお姉さんがニコッと笑って、「そうなんです。これ、生豆なんですよ!これから焙煎するので、時間があれば見ていってくださいね!」と、運んできた豆の説明を始めてくれました。
「よかったらどうぞ!おうちでフライパンで焙煎してみてねー。」と生豆もくれました。バリ島でコーヒー農園を訪れたことのある私たちは興味津々!それを知ったスタッフのお姉さんはさらに詳しく説明してくれました。こんなところであの時の旅の知識が役に立つとは思わなかった!
運ばれてきた生豆は店内に張り巡らされたパイプの中を通って、焙煎機に運ばれていきます。初めて見る光景に子供たちは目を輝かせていました。この4階まで続くどーんと巨大な筒状の物体は焙煎設備を内蔵した貯蔵庫です。
スターバックス リザーブ ロースタリー 東京で焙煎の過程を見せてもらった。
焙煎機についても説明もしてくれました。ぼぼ全ての作業がコンピューターでコントロールされているそうです。人が手を加えるのは生豆を袋から出す作業と、豆ごとの細かい温度調整くらいらしい。
「あそこで冷ますんだねー!」とぐるぐるかき混ぜられている豆を見ていたら、その下にコーヒー豆で作られた「令和」の文字が!新しい元号が発表されたその時にこんな面白い場所にいられて嬉しかったです。ここでは焙煎されたばかりの豆を頂きました。ぱかっと割るといい香り!
最後にグッズコーナーをチェックしました。福砂屋やとらやなどの老舗のお店とコラボしたお菓子やスケボー、自転車、フリスビーなどなど‥ ここでしか買えない限定グッズがずらっと並んでいました。つや消しの黒いラテマグがかっこよかったので、近々買おうと思います。
「ゆっくりコーヒータイム!」とはいかなったけれど、今までのスターバックスにはなかった体験ができて大満足!まるで工場見学しているような気分になり、春休みの良い思い出ができました。1人でも、カップルでも、親子でも、きっとそれぞれの楽しみ方が見つかるスターバックス リザーブ ロースタリー 東京。この春いちおしのスポットです!
帰宅後。購入したパンを食べようと紙袋から出してびっくり!家族全員が驚くほどの大きさでした。パンチョコラートというパンです。気になるお値段は¥1,200、高級といわれるリザーブ ロースタリーの中でもなかなかのコスパです。
ビニールの袋から出して、さらにびっくり!夏生さんの顔の倍くらいあるかと思ったら、3倍以上ありました。 遠目に見て「大きいな」とは思っていたけれど、まさかこんなに大きいなんて‥
切ってみると中にもチョコがぎっしり!ドイツパンのような硬さと酸味でかなり食べ応えがあります。明日から旅行なのにこれは食べきれるのか!「もうスーツケースに入れて持って行こうか」という話までしていました。
一緒にタルトも買って食べました。こちらはごくごく普通のサイズです。せっかく行くなら、次回はぜひ店内でゆっくり食べてみたいなー。早い時間に行けばほとんど待たずに入れることがわかったので、また近々行きたいです!