集中力を高めるウェアラブル端末「WEAR SPACE」でお酒の世界が広がった。
先日、集中力を高めるウェアラブル端末「WEAR SPACE」を使って好みの日本酒を発見できるという体験イベント「BAR YUMMY SAKE」にお邪魔してきました。
イベント会場はパナソニック浜松町ビルとのことだったのですが、どこで行われているのかわからず、目的地の辺りでオロオロしてしまいました。しばらくして、ビルの中をよーくみてみると飲み屋さんのような看板が立てられていることに気が付いて一安心!オフィスビルなのに飲み屋さんの雰囲気出てるー。
スタート時間ぎりぎりに到着したので、スタッフの方に言われるがままアプリをインストールして、ばたばたとテイスティングコーナーへ。カウンターとずらっと並べられたWEAR SPACEを前になんだか妙に緊張してきてしまいました。
WEAR SPACEはパーティションとノイズキャンセリングヘッドホンを組み合わせた集中力を高めるウェアラブル端末です。
装着するとこんな感じ。側から見るとちょっと滑稽ですが、これを身につけるとかなり身体を動かさない限り周囲が見えなくなり、音も気にならなくなります。自分のこんな姿も気にならない!
こんなお酒好きの人が集まりそうなイベントに来た私ですが、実はお酒はあまり詳しくないのです。そんなわけで、テイスティング用の日本酒が出された時にはかなり緊張度が増してきて、「飲み比べてわかるものかしら…」 と不安でいっぱいだったのでした。ヘッドホンから流れるガイダンスに従い、先ほどインストールしておいたアプリを使って、年齢、性別、食べ物の好みを入力したあと、10種類の日本酒をティスティングした感想を5段階評価と表示された3つのオノマトペで入力していきます。私に違いがわかるかな…
しかし、一口飲んでびっくり!日本酒の香りや味がいつもよりはっきり分かったのです。それだけ集中できてるってことだ!合間にお水を飲みながら、10種類の日本酒の感想の入力が終わるとAIによって、自分好みの日本酒のタイプを「スルスル」「シャラシャラ」「キュンキュン」などのオノマトペで診断してくれます。味覚タイプの分類は利き酒師の監修を受けているらしく、信頼できる結果です。私はビュンビュンタイプでした。
今まで、お酒好きな人たちと飲む時に全然話についていけなくて気が引けていたけど、好みのタイプがわかったことで気持ちが少し楽になりました。会場にはバーカウンターも設置されていて、引き続き日本酒が飲めるようになっていたので、もう少し頂いてみることに。いつもならよくわからなくて、「飲みやすいのをお任せで!」と言うところを「ビュンビュンタイプのを下さい!」と好みを伝えてお願いできました。
それぞれの日本酒の瓶にオノマトぺのシールが貼ってあり、同じタイプのものを飲み比べることもできました。さらにそれぞれのタイプにあったおつまみも用意されていて、これがなかなかの美味でした。できることなら、全種類食べてみたかったなー。
今回のイベントでは日本酒のテイスティングがメインでしたが、WEAR SPACEを装着して勉強したらかなり捗るのではないでしょうか?都会の狭いマンション住まいで勉強部屋が無くても集中できる空間づくりができそうです。「本屋さんの学習参考書売り場や図書館で試せるスペースがあれば、また違う層が興味を持ってくれるかも!」などと今後の展開を勝手に妄想してしまいました。子供サイズも出るといいのにな。
「 一番興味を持ちそうなのは集中力の高いエンジニアの人たちかなー」と思っていたら、このブログを書いている「はてなブログ」でお世話になっている株式会社はてなのはてなのエンジニアさんたちがWEAR SPACEを体験したレポートがありました。私的には作業中のエンジニアさんに声をかけるのにはかなり勇気が必要で、家でも作業中のmikioさんに話しかけるタイミングを悩んでいるほどです。同じ会社にこんな人がいたら絶対話しかけられないな。夫婦円満の為に一家に一台あっても良いかもしれない。
そんなわけで、好みの日本酒のタイプが見つかりもう少しお酒が飲みたい気分になったのですが、思ったより早くイベントが終了してしまい、急に暇人に… 「誰か渋谷にいないかな?」と渋谷にいそうな人に連絡を取ってみたところ、まっちゃんが「飲んでるよ。来れば?」と言ってくれたので、西田さんと志村さんの飲み会に混ぜてもらいました。西田さんは10年ぶり!志村さんとは初対面だったけど、みんな元同じ職場だったので共通の話題が多くとっても楽しく過ごせました。最後は大好きな「立呑み なぎ」にも行って、締めには名物のW卵かけご飯を食べて大充実!お酒は強くないけれど、お酒をきっかけに仲良くなれた人たちが沢山いるので、これからも健康を損ねない程度にお酒を嗜みたいです。