アメリカにはGWがないので、mikioさんに1日だけお仕事のお休みをとってもらい、2泊3日でカーメル&モントレーに旅行に行ってきました。
マウンテンビューから車で約1時30分でカーメルに到着!車内ではわが子との戦いでしたが、Carmel Beach City Parkのあまりの美しさに疲れもぶっ飛びました。
一番驚いたのは足あとが残らないくらい砂がさらさらで気持ちいいこと!例えるなら、砂時計みたいな砂です。ほとんどの人が靴を脱いで裸足で過ごしていました。
さらさらで足がずぶずぶ埋まるので、わが子が動き回る速度も遅くなって非常に助かりました。いつもなら、遊ぶ姿をのんびり見守ることなんてできないけど、余裕でごろごろできました。
しばらくするとわが子も一緒にごろごろー。貝殻や海藻で遊んで大人しく過ごしてくれたので、1時間以上のんびりぼんやりできてとっても優雅な一時になりました。時間があれば1日ここで過ごしたいほど素晴らしい場所でした。
さくっとお昼ご飯を済ませたあとはカーメルの中心街をお散歩しました。
カーメルは景観を守るために様々な規制があるらしく、とても綺麗な街並です。
ネオンなどは禁止されていて、風情のあるお店の看板を見ているだけでも楽しいです。
60もある路地には小さな建物が並んでいてどのお店もとてもおしゃれです。
ちょっと高級そうな雰囲気のお店が多く、ワインのテイスティングコーナーやアートギャラリーが沢山ありました。リタイヤしたお金持ちや芸術家の人たちが沢山住んでいるそうです。
高級そうなお店の中にはアウトレットもありました。けいこさんのお母さんに聞いた話によると「COACHのアウトレットはカーメルが一番!」だそうです。品揃えも良く、定価の4分の1ほどで買えるそうですが、さらに30%OFFのチケットが配られていました。アメリカのアウトレットはすごいなー。
前半だけでもかなり大充実で猛烈な睡魔が襲ってきたので、次の目的地のCarmel Mission Basilicaに行く前に車でお昼寝をしました。わが子の鼻のあたりが流血してるのは今朝カーメルに向かう途中に坂道で顔面から転んだからです。痛々しいけど、一瞬泣いただけでけろっとしていました。
Carmel Mission Basilica敷地に入るととても厳かな空気が流れていました。寝起きなので余計に全てが眩しいです。
この教会は1771年にスペインの伝道師が建てたものだそうです。レンガを使用したスペイン風の建物と溢れんばかりのお花がなんとも素敵でした。
教会というとステンドグラスのある薄暗いイメージがありますが、とても明るくステンドグラスの代わりにたくさんの美しい絵が飾られていていました。
夜にPasquale Espositoという歌手のコンサートが開催される予定でそのリハーサルが行われていて、建物の中にはぞくぞくするようなオペラの歌声響いていました。ただで聞いてしまうのは申し訳ないほどの美声でした。
幼稚園と小学校が併設されていて、裏庭は子供たちが遊ぶには充分すぎるほど広く素敵な空間でした。こんな所が学校だったらいいなー。
夜ごはんは事前に「絶対ここで食べるんだ!」と決めていたFlying Fish Grill に行きました。本当は一度お昼に来たけど、夜からの営業でがっかりしたので、わくわく感が倍増です。
オーナーさんが日本人なのか、おてもとや和皿があったり、日本ぽい置物や絵が飾られたりと、ちょっと日本のおしゃれ居酒屋風の店内でした。
店員さんにおすすめを聞いてロブスターをいただきました。今までに食べたことがないくらい大きくて肉厚ですごくおいしかったです。これはかなりおすすめ!天ぷらなど日本ぽいメニューもあり、他のテーブルのお料理もとってもおいしそうでした。
スパークリングワインも飲んでほろ酔い気分で宿泊するモントレーのInterContinentalへ‥の予定が酔いが周り過ぎて、移動の車の中でどんどん気持ち悪くなり、ホテルに着いてすぐロブスターを全部リバースしてしまいました。小さなグラス2杯くらいしか飲んでないのに激しく後悔しました。せっかくのロブスターがー!
さらにショックだったのが宿泊するの予約の日にちを1週間違えていて、がっつりキャンセル料を取られました。「もう最後だし、ちょっと贅沢しよう!」と思ったはいいけど、ちょっとどころかかなりお高い宿泊費になりました。でも、部屋は広々綺麗で薪などを使わないハイテク暖炉まであり、立地も最高!と、値段のことを忘れれば大満足のホテルでした。