子連れでウロウロ… fal::diary

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悲しみの運動会。

週末は春夏生さんの小学校の運動会でした。しかし、春生さんのみ参加することができず、悲しみに暮れた1日となりました。私が!春生ではなく、私が!

 

運動会の3日前に学校で39度台の熱を出した春生さん。熱はすぐに下がったものの、頭痛、腹痛、喉の痛みがあるというので、薬を飲んでいました。運動会当日の朝、春生さんは布団から出てもいつまでグダグダ横になっていました。いつもなら張り切っているイベントがあるとサッと起きるのにどうも様子が変です。

 

登校時間ギリギリまで様子を見て、春生さんに「運動会はどうするの?行くの?行かないの?見学もできない?」と何度も確認をしましたが、「頭も痛いし、お腹も痛い、喉も痛い… 足も痛いし…」とぼそぼそと言うので、本当に体調が悪いのだろうと判断して、春生さんの連絡帳に欠席の連絡を記入し、夏生さんに持たせました。

 

夏生さんとmikioさんが学校に出発してから、私はどんより。近くのクリニックで診察を受けると、喉とリンパが腫れているので週末は自宅でゆっくり休むように言われました。そう言われても春生さんはさほど気にしていない様子でした。私は「やっぱり見学くらいできたのでは?」というモヤモヤした気持ちを抑えて、春生さんと家に帰りました。

 

お昼になり、運動会用に作っておいたお弁当を2人で食べました。春生さんはお弁当をぺろりと完食。「お弁当おいしかったー!」とご機嫌でした。体調はどうかと私が聞くと、「まだ頭もお腹も痛いなぁ」と言いました。にしても、やっぱり見学くらいは行けたんじゃないか!? という私のモヤモヤはさらに大きくなり、喋る元気も無くなってきました。

 

食事の後、春生さんを少しは休ませようと一緒に布団に入ると、春生さんはなかなか寝ようとせず「眠くないよ」、「本を読みたくなってきちゃった」などと言いだしたので、ついに私はモヤモヤしていた気持ちを抑えきれず、お説教をしてしまいました。

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大人気ないなと思いながらも、私は運動会をどんなに楽しみにしていたかということを春生さんに淡々と話をしました。姉妹揃っての運動会、完成したばかりの新しい校庭で2人の活躍する姿を見たかったこと、こんなに良いお天気なのに出かけられないこと。「お母さんはこんなに悲しいのになぜもっと悲しい気持ちにさせるの?」と言うと、春生さんはばつが悪そうにして黙り込んでしまいました。私は春生さんが何か言ってくれるのを待つことにしました。

 

そうこうしているうちに夏生さんとmikioさんが帰ってきました。2人から運動会の話を聞き嬉しいこともあった反面、さらに悲しい気持ちになってきました。夏生さんは短距離走で1位、リレーで2位。春生さんが出ていたら何位だったかな、きっと早かっただろうな。どんよりどんよりしたままさらに時間が過ぎました。

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春生さんに私の思いを伝えてから2時間ほど経った頃、やっと春生さんが私に話しかけてきました。「体調が悪いのは本当だった。でも、頑張れば見学できたかも…」と言いました。私はやっぱりなとがっかりしつつも、春生さんがちゃんと考えてくれたことを嬉しく思いました。来年は一緒に参加できるといいな。

 

子供達が大きくなるにつれ、体力的にはかなり楽になってきたけれど、精神的に辛いなと感じることが増えてきました。これなら体力的に辛い方がましかもと感じることもしばしばあります。今朝になり、やっと春生さんが完治したと安心したら、今度は夏生さんが足が痛いと騒ぎ出し、朝からまたモヤモヤ!どうしてこうもあっちもこっちも調子が悪いんだー。

 

キックボクシングのおかげで体力面では子供たちに付いていけるようになったけど、精神面はどうしたら…  「目指せ、にこにこ母さんの旅!」はまだまだ続きそうです。相変わらず私の方は成長しないなぁ。