最近、夏生さんがやたら頼もしくなってきました。もちろん、私に怒られて泣いていることもあるけど、今年の始め頃に比べるとうんと減りました。身の回りのことほとんどのことが自分でできるようになり、周りを気遣う発言や行動が増えました。
今日の就寝前、とても驚いたことがありました。私が洗い物をしながら「もう今日は疲れちゃった!」とぼやいていた横で、夏生さんが春生さんの仕上げ磨きをしていたのです。最初はごっこ遊びをしているんだろうと思っていたけど、「お口をもっとかばさんにしてねー。あらら、べろは下げて!」などと、言いながら正しく磨いていたのです。
途中、「お口はかかしさんだよー。」と意味不明なことも言いつつも、丁寧に全体を磨いてくれたようです。夏生さんの仕上げ磨きだけでは少し心配だったので、私も軽くだけ仕上げをしておいたけど、普段と比べたらかなり楽をすることができました。嬉しい反面、「そのうち私なんて必要なくなっちゃうなー。」と思ったりもするので、ちょっとさみしいです。