こども科学センターハチラボで「持てる水」を作ってきた。
以前にもちらっとご紹介した、渋谷の文化総合センター大和田の中にあるこども科学センターハチラボに相変わらず通い続けています。月ごとにいろいろなイベントが行われていて、それらに親子で参加するのが一番の楽しみです。今月は「持てる水を作ろう」というワークショップに参加してきました。
「持てる水」と聞いてまず思い浮かんだのはこれ!一時期話題になっていた、持ち運べる水「Ooho!」です。でも、そんなものが簡単にできるわけないよなーと思いつつ、ハチラボに向かいました。
材料は、先生に渡された謎の粉2種類、水、ペットボトル、スプーンやお玉などの液体をすくう道具、ボールです。まずは、謎の粉その1と水をペットボトルに入れて、粉が完全に解けるまで、ひたすらペットボトルを振ります。時間にして約5分ほど、全身を使って精一杯振らなければなりません。夏生さんと交代で振っていたのですが、なかなか粉が溶けず、夏生さんが「お父さんと来た方が良かったかな?」などと言い出したので悔しくて必死に振りました。
謎の粉その1が水に溶けたら、謎の粉その2を水に溶かします。こちらの方はあっという間に溶けてしまいました。また必死の形相で振るハメにならなくて良かった!
そして、謎の粉その1を溶かした水をスプーンに入れ、謎の粉その2を溶かした水を入れたボウルの中にそーっと入れます。水面ギリギリにきたところで、さっとスプーンとひっくり返し、ボウルの中の水をやさしくかき混ぜると‥
じゃじゃーん!!!あのOoho!と全く同じ「持ち運べる水」ができました。まさかこんなに簡単にできるとは感動です。一番最後の行程も写真に残したかったのですが、私の方が夢中になってしまい撮り忘れてしまいました。
手でつまんでも簡単には壊れません。今までに感じたことのないこの感触!気持ちいいー。水を少し入れたビニール袋に入れておけば、長い時間持ち運ぶこともできます。
先生に渡された謎の粉の正体は、アルギン酸ナトリウム(謎の粉その1)と乳酸カルシウム(謎の粉その2)という物質でした。どちらも食品添加物なので、口に入っても大丈夫です。なんと、人工いくらもこの方法で作られているそうです。こんなに簡単なら自家製人工いくらも作ってみたい!
作った液体は持ち帰ることができたので、春生さんとmikioさんにも見てもらいました。おたまで作った大きな持てる水に春生さんも大喜び!最後に夏生さんが「飲んでみる!」と言い出して、口に含んでみたところ「うぇー!まずい!!!」と吐き出していました。予想通りの展開です。
そのままではいまいちなお味のようですが、甘い味や色を付けてつけてみたらいい感じのデザートになりそうです。って、これ水信玄餅にそっくりだ!もう水信玄餅にしか見えない。
2016年度、水信玄餅を召し上がりにご来店されるお客様へ | 金精軒
文化総合センター大和田には、ハチラボの他に図書館やプラネタリウムも入っています。渋谷駅から徒歩5分ほどという便利な場所にあり入場無料なので、子連れで時間を持て余してしまった時にぜひ立ち寄ってみていただきたいおすすめスポットです。今週10/1(土)、2(日)には、様々なワークショップが楽しめる「ハチラボ科学フェスタ」が行われます。週末のおでかけにお悩みの方はぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか?