ぶらり浅草親子散歩。
先週、mikioさんと夏生さんが3泊4日の旅行に出かけたので、その間私は春生さんと2人でのんびり過ごしていました。春生さんと2人きりで数日間過ごすのは年始ぶりでとても平和な時間を過ごせました。
1日目は学校があったので、夕方から西新宿へ。期限が切れていたパスポートの再発行をしてきました。年末が近づいてくると数年前の悪夢を思い出すようになって、よかったのか、悪かったのか…
安心を得て、お次は郵便局へ。発売日を待ち遠しくしていたぐりとぐらの切手が発売された週だったのです。1枚1枚がお話の名場面になっていて、使うのがもったいないくらいにかわいい!
「2人だけだから贅沢しちゃおうー!」と言いつつ、歩くのが面倒で新宿三井ビルのロイヤルホストへ。ここのロイヤルホストはどの席からも景色がよく見えるので雰囲気がよく昔頻繁に利用していたのです。ちょうどクリスマスのイルミネーションが見られたので、春生さんは「ホテルみたい!」とご機嫌でした。元、中野新橋、方南町住民としては西新宿を褒めてもらえるのは嬉しい。新宿三井ビルディングは展望ロビーもおすすめ。穴場の夜景スポットです。
2日目。日中、春生さんは碑文谷公園、私は家で過ごしたかったので別行動。夕方に合流して、名古屋から来ていた友人とご飯をしてきました。ついでに渋谷の最新スポットを案内したので、春生さんを連れて行ってあげたいなと思っていた新生渋谷パルコにも行けて満足!個人的には地下1階と6階がおすすめです。新生渋谷パルコも洋服好きには堪らないお店が沢山あるので、今度は近々平日に一人で行きたい…
3日目。まるっと1日2人で過ごせるのはこの日だけだったので、夏生さんのリクエストで浅草に行くことになりました。オリンピックに向けて地下鉄の駅がどんどん綺麗になっていくけど、この浅草商店街だけはずっと残っていてほしい。特に用事も無いけど、浅草に訪れると必ず覗いてしまいます。
春生さんの目的は花やしき!狭い敷地の中に所狭しとアトラクションが並ぶ花やしきは、ちょっとレトロだけどスリルを感じられるアトラクションも多く、年に何度も訪れている遊園地です。4歳までは付き添いする人のアトラクション料金が無料で、7歳でも無料になるアトラクションもあるので、7歳までのお子さんをお持ちの方は満足度が高くなると思います。夏生さんが8歳になるまであと2ヶ月弱、それまでにもう一回くらい行こう!
花やしきで大サービスした後は浅草の路地裏をウロウロ… するとちょっと変わったお店を発見!
そこは瓦割り屋さんでした。瓦割りが商売になるなんて考えたこともなかった!
自分が割るわけでもないのに観ているだけでも妙にどきどきします。そして、割れた時の爽快感!思わず春生さんと2人で拍手してしまいました。近くで見ていた外国人の方とも顔を見合わせてしまうほどの一体感が生まれる瓦割りってすごい。割っていたお客さんも拍手をもらって嬉しそうでした。
割れた瓦の山を見ていると自分もやりたくなってきてしまいます。しかし、5枚で¥2,000… 一瞬で¥2,000が飛んでいくと思うと躊躇してしまう。いつかイベント的に友達と来てやりたいなー。10枚くらいなら割れそう!
通ったことのない路地裏は発見の連続。「次は何があるかなー」と思ったその時、雷5656館を発見!うぉぉぉぉぉ、これは崎山蒼志くんが1stツアーをやった雷5656館じゃないか!!!!「私、崎山蒼志 くんのライブでここにくるつもりだったんだよー。お母さん、抽選に外れちゃって… もう本当に残念!」と自分語りを始めた私に春生さんは塩対応でした。いいんだ、私は満足したから。それにしても、こんなところがライブ会場だなんて渋いなー。
崎山くんの歌を口ずさみながら、次の目的地へ。私が行きたかった菓子工房ルスルスに向かいました。古民家風のお店は外観だけでなく、店内もものすごく素敵であまりの素敵さに店員さんに写真撮影を確認するのも気が引けたほどでした。店員さんの服装もカフェも工房もお菓子も全部かわいすぎて悶絶です。春生さんも小さい声でずっと「おいしそー!」「わー、かわいいー!」とつぶやいていました。もうもうこれはぜひ一度行って頂きたい。
カフェがお休みだったので、それぞれ1つずつ、お菓子を買ってお店の外で食べました。私が選んだのはレモンを使ったジャムサンドケーキ、一つ一つ手作りで丁寧に作られた素朴なケーキは包みを開けるワクワク感があります。そして、一口食べた瞬間に「うまっ!!!!」と春生さんと目を丸くするほどの美味しさでした。なにこれ!? めっちゃうまい!
あまりのおいしさに「こんなにおいしいお菓子屋さんなんてなかなかない!もっと買おう!」という話になり、急いでまた店内に戻りました。焼き菓子をいくつかとさらにシュークリームも注文しました。シュークリームはルスルスの人気商品で注文した後にクリームを入れてもらえます。店員さんのおすすめでその場で食べてまた感動!こんなに濃厚なクリームのシュークリーム食べたことない!シュー生地もサクサクで粉砂糖の甘さも絶妙で最高!!!
手土産用に買ったアイシングクッキーも好評でした。ネットでこのクッキーの存在は知っていたけど、買おうと思う機会がなかったのでちょうどいい機会があってよかったです。ケースの中にクッキーだけが入っているかと思いきや、綺麗な折り紙が入っていて、それをお皿代わりにして食べられるようになっています。もう何から何までかわいい!わが家の定番手土産に加えよう。
続いて、春生さんがお気に入りのまるごとにっぽんへ。全国各地の名物がここに行けばなんでも揃うのではというくらい各地の食品、料理、伝統工芸品が集まっている全国のアンテナショップが集結したような場所です。他ではなかなか手に入らないものがたくさん売られているので、毎回物欲を掻き立てられてしまいます。今回も全く予定していなかった、お正月用品と枕を買ってしまいました。購入した岡山のはぎもの舎の枕は、2個買ってきたけど、もう2個追加したいくらい心地よい枕で、枕をお探しの方はぜひ一度チェックして頂きたいです。
最後は銀座松屋のレストラン街で夜ご飯。そのあとはすぐ帰りたいモードだったのに渋谷パルコの屋上が気に入った春生さんが「屋上に行こう!」というので、しぶしぶついていったところ、綺麗なクリスマスツリーとライトアップされた東京スカイツリーを見ることができました。子供のやりたいことを素直に聞き入れるといいことある率が高い気がする。
そして、家に帰り、東京に帰ってきた夏生さんとmikioさんと3日ぶりの再会!塾の社会科の授業をきっかけに淡路島のことがずっと気になっていた夏生さんにとって大満足のの旅になったようです。親子の絆も深まったようで、よかったよかった。夏生さんの心も元気になってきてるといいな。