子連れでウロウロ… fal::diary

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 2020年10月から、耳つぼ施術を行うイヤービューティセラピストとしても活動しています。ご自宅、オフィス、イベント会場などへの出張も可能です。お仕事のご依頼はこちらからお願いいたします。

3歳にして2度目の脱水症状とその対処。

長野から戻ってからようやく「夏を楽しもう!」というモードに入っていたのですが、またトラブルがありました。春生さん、3歳にして2度目の脱水症状です。あの時の判断が遅く、もしものことがあったらと思うとぞっとします。

 

先日の深夜、春生さんが何度か泣いて起きました。気になって何度か様子を見ていたら早朝におねしょをしていました。6月頃におむつを卒業してから2回ほど失敗していたので、「またやっちゃったねー‥」とぼやきながら淡々と処理しました。

 

朝食の時間。春生さんを呼んでも布団でぐずぐずと泣いていました。やっと布団から出てきたと思ったら、機嫌が悪そうに床で横たわっていました。最近の春生さんはかなり自我が強く、ちょっとしたことで怒り狂うことがあるので、単に機嫌が悪いと判断しました。ふざけている夏生さんとmikioさんを見て笑っていることもありました。

 

いつもの春生さんはどんなに機嫌が悪くてもみんなが食べ始めるとバツが悪そうに食卓にやってくるのに、その日はみんなが食べ終わっても食卓にやってくることはありませんでした。

 

機嫌が悪そうにしている以外にこれといって何も症状はないけど、心配になって病院に連れて行くことにしました。そして、病院に行くと32人待ち!気が遠くなりそうになりつつも、そのまま順番を待つことにしました。

 

待っている間、春生さんはひどく泣くようになりました。病院が嫌で泣くことは普段ないので、「なんだかおかしいな‥」と不安でいっぱいなり待っているのが辛くなってきました。熱が出てきたのかもしれないと思い、看護師さんに体温計を借りるも春生さんがひどく嫌がり身体をねじるので体温を測ることができませんでした。

 

私たちの前にはまだ20人ほどの患者さんが待っていました。しかし、この状態でいるのも病院に迷惑がかかりそうなレベルに泣いていたので、だめ元で看護師さんに今の状態が今までに見たことがないくらい辛そうにしているということを伝えてみました。すると先生と話をしてくれてすぐに診察していただけることになりました。

 

一通り診察を受けた春生さん。どんな病名を告げられるのかとどんよりしていたら「うーん、喉も腫れてないし、鼻水も出てないし、熱もないし、風邪をひいてるわけじゃないねー。耳に汚れが溜まっていて全然見えないけど中耳炎かなぁ‥ 膿みが溜まっているかもしれないし、すでに爆発しているかもしれないし、耳鼻科に紹介状を書きましょう。」と言われました。

 

待合室で泣いていた春生さんが一度だけ「ここが痛い‥」と耳の上の辺りを手で押さえたのを見て、もしかしたら中耳炎かもと思っていたので、「また中耳炎か‥ でも、こんなに痛がることもあるんだなぁ。手術とかになったらどうしよう‥」と思いながら急いで耳鼻科に向かいました。

 

しかし、慌てて向かった耳鼻科の先生からは「うーん、なんともないですよ。耳の汚れはお掃除したばかりでほとんどないし、中耳炎にはなっているけど薬を飲むほどではないです。」と不思議そうに言われてしまいました‥

 

朝から異常なくらいずっと泣いているのに何ともない!? そんなことってあるの!? でも、絶対に何かおかしい!おかしいんだよー!と泣きそうになりながらも、お医者さんに反論する知識もないので、仕方なく家に帰りました。家に帰ると春生さんが自ら布団に入りたがったので、寝かせてみました。するとすぐにすーっと眠ってしまったので、休ませてあげることにしました。

 

お昼頃から友人たちがわが家にくる予定がありました。断るかどうかギリギリまで悩んだのですが、春夏生さんがとても楽しみにしていたので予定通り遊びに来てもらいました。春生さんが何ともないのなら目覚めた後元気に遊んでくれることを期待していました。

 

春生さんが眠ってから2時間ほど経った頃、様子を見に行った夏生さんが「はるちゃん起きてるよー!でも、目を開けてるだけでお布団から出てこなーい。」と言うので、慌てて様子を見に行くと身体が熱くぐったりしていました。

 

熱を測ってみると37.9度。最初は「やっぱり風邪だったのかな‥ 少し様子を見てから病院に連れて行こう。」と思ったのですが、昨日の深夜からの様子を思い返すと嫌な予感がして、友人たちに夏生さんをお願いしてすぐに病院に行くことにしました。

 

病院に向かうタクシーの中で春生さんの目がうつろでぐったりしている様子を見て、昨年の春に脱水症状を起こしたことを思い出していました。「なんだかあの時の様子に似てるな‥」

 

朝と同じ病院に到着し、発熱したことと食べ物や飲み物はほとんど受け付けないということを伝えるとすぐに診察をしてくれました。とりあえず点滴をした方が良いということになり、春生さんは血液検査と点滴を受けました。小さくて細い腕に点滴を刺すのをまた見ることになるなんて‥ 春生さんは突然針を刺されたことにパニックになりしばらく絶叫し続けていました。

 

1本目の点滴が終る頃、血液検査の結果が出て炎症反応がでていることがわかりました。尿検査もしてみた方がいいということで、春生さんのおしっこが出るまで3本の点滴を打ちました。1本あたり1時間弱かかるので、4時間近く病院で過しました。2本目の点滴を打ち始めた頃に夏生さんを迎えに一度帰ったのですが、それまで遊んでいてくれた友人たちに感謝です!さっと病院に行けたのはみんなのおかげだー。

 

3本目の途中で尿検査をすることができ、検査の結果は「脱水症状」でした。この時初めて、「子供たちのことは自分が一番知っているんだ!」という自信が湧きました。私の勘は間違ってなかった!!!私がいつもと違うと思ったら絶対に違うんだ!!!だって、生まれた時からほとんど毎日見てるんだもの!!!!!

 

そんなわけで、一命を取り留めた春生さんは3本も点滴を打ったおかげで帰り道にアイスを食べるくらいの元気を取り戻しました。今までにないくらいの時間泣いていたので、目が見えないくらいまぶたがパンパンでした。翌朝もちょっと元気がなかったけど、お昼頃にはしっかりご飯も食べて、走り回り、夏生さんを泣かせ、私に「もーーーーー、いい加減にして!早く寝なさい!!!!」と怒られながら眠りにつきました。

 

小さな子供は自分の身体に不調があっても上手く伝えられないので、親がどれだけ早く気がついて対処できるかが大切だと今回のことで痛感しました。元気がありすぎるのも困るけど、元気がないのはもっと困る!!!明日も間違いなくドタバタの一日だろうけど、健康であることに感謝して頑張れそうです。毎日うんざりするような暑さですが、みなさまもお気をつけてお過しください!

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▼これを機に脱水症と熱中症について色々調べています。脱水症は水分が不足して起こると思っていたのですが違うんですね‥ 水分だけではなく塩分を取ることも大切だそうです!子供たちの水筒にはいつも麦茶を入れているけれど、暑さが厳しい時にはポカリスエットを入れることにしました。

www.kakuredassui.jp

 

www.sawai.co.jp

 

8/7追記:コメント欄で教えていただいたのですが、金属製の容器にスポーツ飲料などの酸性飲料を入れると、使い方によっては容器の金属成分が飲み物の中に溶け出して中毒を起こすことがあるそうなのでご注意ください!詳しくはこちらをどうぞ。

 

金属製の容器の使い方にご注意ください!|「食品衛生の窓」東京都福祉保健局

http://www.fukushihoken.metro.tokyo.jp/shokuhin/anzen_info/others/metal/