4歳7ヶ月の春生さんが、眼鏡をかけることになってしまいました。
数ヶ月前、夫婦の会話で「はるちゃんって時々寄り目になるよね?」という話題になりました。私は「少し前から気がついていたんだけど、斜視ってほどじゃないよね。」と言ったものの、なんだかそれから妙に春生さんの目が気になるようになりました。何かに集中しているときは、必ず寄り目になっているのです。
それからしばらく経ち、区から5歳児検診のお知らせが届いたので、近所の小児科で検診を受けることにしました。その際、念のため目のことも聞いてみることにしました。簡単な視力検査を行ってもらったところ、左目が内斜視という診断でした。視力は0.7以上あるようなので問題ないとのことだったのですが、内斜視はひどくなることもあるので眼科に行くことを勧められました。
一度自宅に帰り、近所で評判の良さそうな眼科を調べて検査をしてもらうことしました。簡単な視力検査を行った後、瞳孔を開く目薬を使用して、さらに詳しい検査を行うことになりました。診断結果は極度の遠視で、視力は0.5ほどしかないとのことでした。
内斜視の原因は遠視でした。目はものをみるときにそのものをにピントをあわせを行います。近くを見るときには、目は内側によります。遠視では、強くピントあわせを行わないといけないため、目がかなり内側によってしまい斜視になる場合があるそうです。
眼科の先生はかなり呆れ気味で、「お母さん、何で今まで気がつかなかったの!? このままだったら弱視になるところでしたよ!」と叱られてしまいました。視力の発達は一般的に8歳までと言われていて、早期治療が大切だそうです。
自治体で行われる3歳児検診の項目に斜視があり、その時に異常なしだったので、まさか斜視になっていると思っていませんでした。診察が終った頃にはもう2時間以上経っていて、春生さんはもちろん、付き添いの私も夏生さんもぐったり‥外は真っ暗だし、ショックで暗い気持ちになってしまいました。
今まで一緒に見ていたものが同じように見えてなかったなんて!本を読んだり、工作するのにものすごく疲れてたなんて!あらゆることが人一倍大変だったなんて知らなかったよーーーーーーーー。
短くとも小学校4、5年生までは眼鏡ちゃん確定らしいので、これから全力で「眼鏡かっこいい!運動」を始めたいと思います。落ち込んでいてもどうにもならないので、最善を尽くそう!私と同じように子供の寄り目が気になっている方がいたら、すぐにでも眼科に行くのをおすすめします。
しかし、先生に紹介状を書いていただき行こうと思っている帝京大学医学部付属病院は、斜視専門の先生の予約が3月末までいっぱいということで頭を悩ませています。さすがにそこまで待つことができないので、何か他の方法がないかと考えています。発見が遅れたのは気に病んでいますが、今からでも親として精一杯のことをしてあげたいと思います。どなたが良い病院をご存知でしたら、教えていただけると助かります。
▼2021年4月26日追記
4年半の治療を続けた結果、ついに矯正視力が両目共に1.2になりました!