約4年半の弱視治療で、矯正視力が1.2になりました!
春生さんの右不同視弱視 内斜視が発覚してから、4年6ヶ月が経ちました。そして、ついに弱視を卒業しました!
視力の発達には感受性期があり、生後0歳〜8歳位までの間に発達し完成するそうです。春生さんはすでに2年半ほど前に矯正視力1.2まで上がってはいたのですが、それが視力が完成すると言われる9歳まで安定してくれているかずっと不安でした。
そして先日、2月に9歳の誕生日を迎えてから初めての検診に訪れたところ、先生に「すごいね!頑張ったねー!もう9歳だから、大丈夫だね!」と太鼓判を押していただくことができました。やったー!!!!!ただ、遠視が無くなる可能性は薄いらしく、裸眼で視力0.8あっても今後もメガネは必須だそうです。メガネをかけないと寄り目に気味になってしまい力が入るので、ものすごく疲れてしまうようです。
自分が当たり前のように見ていたものが春生さんにはきちんと見えていなかったとわかった時には毎日泣いて過ごしていましたが、今ではそんなことも遠い昔のことのようです。初めて見た時にはちょっとショックだったメガネ姿にももうすっかり慣れて、今ではメガネをかけた春生さんが大好きになりました。ひょうきんな春生さんをメガネが引き立ててくれています。
2016年の10月に弱視が発覚、それから3年ほどアイパッチによる遮蔽訓練を毎日行っていました。月に一度、毎回6時起きで1時間ほどかけて通った定期検診も今は4ヶ月に一度になり、ずいぶん楽になりました。 そんなわけで、改めて声を大にして言いたいのが「諦めずに頑張っていれば、ちゃんと視力が伸びるんだ!」ということです。
時々、検索などからこのブログに辿り着いた方から「励みになりました!」などとお礼のメールをいただくことがあります。そんな方たちにぜひ見ていただきたいのが、以前たまひよさんに取材していただいたインタビューです。取材を受けてからもう2年ほどが経ちますが、まだまだ弱視についてあまり知られていないように感じています。50人に一人がかかっていると言われている弱視、この動画をきっかけに一人でも多くの子供が早期発見できますように!