夏休みも終わったのになかなか一息付く時間が無く、ばたばたした日々が続いていました。そんな時、Jelly Jelly Cafeのオーナーの翔さんが横浜に親子ボードゲームカフェをオープンすることになったそうなので、ちょっと息抜きに家族揃って遊びに行ってきました。
訪れたのはマルイシティ横浜にオープンした「Jelly Jelly Kids」です。横浜駅から徒歩3分というアクセスの良い場所にあります。
入り口にどーんと飾られた大きなパネルには、思わず目を引くカラフルなイラストがびっしり。イラストレーターの326さんが手がけているそうです。
料金は時間制です。赤ちゃん連れもOKで、2歳以下は無料です。13歳以上であれば、保護者の同伴の必要がなく子供だけでの入店が可能で、平日の15:30-20:30には学割もあるそうです。
店内には、世界中のボードゲームが約100種類以上並べられています。こんなに沢山のボードゲームを見るのは初めて!
全て対象年齢ごとに分けて置かれているので、子供の年齢に合わせて選ぶことができます。パッケージだけはどんなゲームかわからないものには簡単な説明が付いていて、どれも興味を惹かれます。
まだボードゲームで遊ぶことができない赤ちゃん用のプレイスペースも用意されています。上の子はボードゲーム、下の子はちょっと一休みという利用の仕方もできそうです。
驚いたのが、なんと飲食自由!匂いの強いものでなければ、何でも持ち込み可能です。子供用の麦茶とジュースも販売されています。
まずは、5歳の春生さんが興味を持ちそうなゲームから遊ぶことにしました。「将棋がやりたい!」と言っていた春生さんに選んだのは、5歳から遊べる将棋「どうぶつ将棋」です。通常の将棋よりもマスが小さく、駒の動きが簡略化されているので、小さな子どもでも分かりやすいものになっています。いい感じにハマってくれて、良いスタートを切ることができました。
あとは、各自気になるボードゲームを持ってきては順番に遊んでみました。翔さんちのりんたろうくんがお気に入りというスティッキーの実物も見ることができて感激!サイコロを振って出た色の棒を1本ずつ抜いていくというシンプルなゲームですが、なかなかハマります。束が倒れてしまった時は悔しくて、子ども相手に「もう一回!」とお願いしてしまったほどでした。
イラストを揃える神経衰弱「Klatsch Memo」は絵柄を見ているだけで楽しい気分になります。童話に出て来るようなユーモア溢れる絵柄です。似たような絵柄がいくつもあって何度も取り間違えてしまうので、その度に笑いが止まりませんでした。
Klatsch Memo: ...mit Schnabelgrün. Memo für 2-6 Mitspieler
- 作者: Johann Rüttinger
- 出版社/メーカー: Drei Hasen Abendsonne
- 発売日: 2012/10/01
- メディア: おもちゃ&ホビー
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以前にお友達の家で遊んでまたやってみたいと思っていた「ねことねずみの大レース」を発見!5匹のネズミをネコに追いつかれないように進めながら、チーズたくさん集めた人が勝ちというゲームです。自分のコマが5個もある上に、敵が追っかけてくるのでなかなかスリリングです。こんなにハラハラするすごろくは初めて!私のネズミたちはネコに食べられまくってました‥
今までに出会ったことがないボードゲームの数々に私たちの興味は尽きず、時間を忘れて遊び続けました。
こんなに色々遊んでみたくなったのもスタッフの方が丁寧に遊び方を教えてくれるからです。自分たちで説明書を読んで始めるとなると理解するのに時間がかかりますが、スタッフの方がとてもわかりやすく説明してくれるので、すぐにゲームを始めることができました。子どもの年齢に合わせて遊びやすいルールを提案をしてくれたり、必要があればゲーム中のサポートもしてくれます。
すっかりボードゲームにハマった子供たち。そのうち勝手に2人だけで遊ぶようになりました。そんな時もお手伝いが必要そうな時はスタッフの方がサッと来てくれて、子供たちに声をかけてくれました。
「これはチャンス!」と、その間に大人は大人でボードゲームを楽しみました。夫婦でボードゲームをやったなんて何年ぶりだろう!? 日頃の悩みなどすっかり忘れてゲームに没頭してしまいました。
再び親子で遊びはじめたところ、ゲームに負け続けた春生さんが暴れだすというハプニングがありました。「もうどうにもならないし、そろそろ帰るか‥」と私がため息を付いているとスタッフの方がこんなボードゲームを提案してくれました。「クラッシュアイスゲーム」です。
ボードゲームの部品で机をガンガン叩いていた春生さんを見て、「ガンガンしたいならこれだ!」と思ったらしく、ガンガン叩くことができるゲームを提案してくれたのです。さすがボードゲームのプロだ!おかげで春生さんのご機嫌は一瞬で戻りました。あんなに手こずったのが嘘のようです。
すべてご紹介しきれないほどのボードゲームで遊んだ私たち。気がついたら4時間以上も経っていました。まだまだ遊びたいのに外はもう真っ暗!「まだ遊びたーい!」という子供たちをなだめつつ、最後に販売コーナーを覗いてみることにしました。
店内で遊べるボードゲームのほとんどが販売されているので、子供たちが遊んで気に入ったものを買って帰ることができます。私たちは「今日遊んだ中で一番面白かったゲームを買おう!」と決めて、こちらを購入しました。アイスクリーム屋さんになって、お客さんが注文した通りのアイスを作るというゲームです。
そう聞くと単純そうなのですが、両手でコーンを握ってアイスの球を素早く移し替えなければならないので、なかなか白熱した勝負になります。年末に友達を呼んで大勢でやりたいなー。それまでに他のボードゲームも欲しくなりそうなので、またJelly Jelly Kidsに遊びに行きたいです!
▼「Jelly Jelly Kids」は期間限定オープン(2017年11月30日まで)です。詳しく知りたい方はこちらをどうぞ!