わが家にまた新たな試練が訪れました。巷で話題のインフルエンザです… 毎日のように誰かが感染したという話を聞いていたけど、ついにわが家にもやってきました。
昨日の朝、食後に春生さんがだるそうにしていたので、病院に連れて行くことにしました。症状が咳と鼻水のみだったので、家事を済ませてからでかけようと支度をしていたら、春生さんはいつの間にかリビングの床で寝てしまいました。気になって身体を触ってみるとものすごい熱が!すぐに「これはインフルだ!」判断した私は、慌てて病院に向かいました。
病院に到着し、検温すると39.3℃の熱がありました。あー、この高熱はやっぱりインフルエンザ… 検査の結果、インフルエンザA型と診断されました。その後、一晩中うなされ、今朝には39.7℃まで熱が上がりました。部屋を訪れるとずっとポロポロ泣いて、「熱いよー!熱いよー!」と叫ぶので胸が痛みました。なんとかしてあげたいけどなんともできない。食事もほとんど摂れず、いつもの春生さんとは別人のように無口になってしまいました。
一方、夏生さんは珍しく元気でした。12月に溶連菌→水疱瘡→溶連菌、1月にまた溶連菌と病気続きだったので、さすがにもうこれ以上は続かないことを祈っていました。今週末に行われるハーモニィセンター主催の六日町スキーキャンプに申し込みをしていて、新潟県南魚沼市に行くのをとても楽しみにしていました。毎年の恒例行事です。
いつもポニー教室で一緒のお友達、毎年六日町スキーキャンプで会うお友達、同じ幼稚園だったお友達… 夏生さんは何度も参加者名簿を見ては、「あー、もうすぐだな!楽しみー!」と、キャンプ中に何をして遊ぶか妄想していました。
そして、今日はキャンプの準備!私が必要な用意を出して欲しいとお願いしたところ、「お母さん!書類も夏生が書いていい?」と言ってくれたので、今回は書類の記入もほとんどお願いしました。全ての持ち物の特徴もしっかり書いてくれたし、記名が無い持ち物への名前付けもしてくれてとても助かりました。申し込みと送迎だけすればいいなんて楽ちん!
キャンプの支度が大方終わった夏生さんはポニー教室に向かおうとしていました。しかし、玄関で見送ろうとした時に夏生さんの表情が少し表情が曇って見えたのです。昼食の時間にやたら眠そうで食後に布団に潜り込んでいたこと、鼻をかんでいたこと、そして今の表情。私は嫌な予感がして、玄関を出ようとした夏生さんを引き止めておでこに手を当てました。嫌な予感は的中、身体がものすごく熱かったのです。
私は「ね、ね、熱があるー!!!!!夏生、これは絶対にインフル!mikioさん、夏生をポニーじゃなくて病院に連れて行って!」と玄関の外にいたmikioさんに向かって叫びました。それを聞いた夏生さんは泣きながら私にしがみついてこう叫んだのです。「お母さん、違うキャンプに行く!絶対行く!絶対に行くーーーーーー!うわーーーーーん!」春生さんがインフルエンザとわかった時から、私が「インフルがうつったら、絶対にスキーキャンプにはいけないよ。」と言っていたので、もうスキーキャンプに行けないとわかったのです。
それと同時に寝室からも絶叫する声が聞こえてきました。春生さんです。「なんでここにずっといなきゃいけないの!? なんで!? なんで!? もう嫌だよー!!!!!」と泣き叫びながらベッドから転げ落ちていました。た、タミフルか!タミフルのせいなのか!さらに大量の鼻血を出し始め、看病する側にとっても現実とは思えない状況が続きました。春生さんも今週末から長野に遊びに行くというビッグイベントの中止が決定し、そのショックもあって大荒れです。
混乱する春生さんに何かポジティブなことを言わねばと思った私は、「なっちゃんもインフルエンザになったよ!病院に行った後に寝室にくるよ!遊び相手ができてよかったね!」と言いました。言った後に「いや、全然良く無いし、どう考えても遊べない。」と思ったけど、春生さんは納得したのかまたベッドに戻りました。
病院から戻った夏生さんはさらに熱が上がり、悪寒でガタガタと震えていました。もちろん春生さんと遊ぶ気力などありません。2人で意識もうろうとふとんに潜り込んでいます。寝室からは定期的にうめき声や叫び声が聞こえてきて、聞こえるたびに様子を見に行っています。寝る前には春生さんがまた鼻血を大量に出したり、薬を飲まなかったりと大騒ぎ。それを見ている夏生さんも「早くして!早くして!電気消してー!寝かせてー!」と大騒ぎ。近所の人に虐待で通報されるのではというレベルでした。悪夢だ!悪夢だー!
やっと眠ってくれてホッとしたけど、昨晩も春生さんが何度も起きていたし、この後も油断できません。そして、大人も発症するのか!mikioさんも私も春生さんの咳を浴びまくっているのです。こんな状況が多くのご家庭でも繰り広げられているんだろうな… 明日も健康に過ごせることを願います。みなさまもインフルエンザにお気をつけください!