遮閉訓練の時間が半分になった。
右不同視弱視 内斜視の春生さんが遮閉訓練を始めてから2年6ヶ月が経ちました。
週末、3ヶ月ぶりに 井上眼科クリニックで定期検診を受けてきました。1日2時間行なっている遮閉訓練を半分の1時間に減らせるかどうかわかる日だったので、私は診察が終わるのをそわそわしながら待ちました。
以前は嫌がることなくやっていた遮閉訓練ですが、この3ヶ月はなぜか嫌がることが増えていました。アイパッチしているとやたら痒がったり、人の目を気にしたりするようになったのです。その上、勝手に外してしまうので思うように時間が取れませんでした。そんな日々が続いていたので、視力が落ちてしまっていないかかなり不安だったのです。
1時間ほどの検査を終えた後、診察室に入ると先生から嬉しい診断を頂くことができました。「矯正視力が半年以上1.2を越えているので、アイパッチの時間を1時間にしてみましょう。裸眼でも1.0出ているし、遠視も少しずつ減ってきてます。よかったですねー」
「おぉー!やったー!」と私は春生さんにハイタッチを求めたのですが、なぜか春生さんはふてくされた顔をしていました。え、なんでここでふてくされてんだ!? 全然意味がわからない…
しばらく経ってから、春生さんに改めて理由を聞いてみると、どうやら学校に早く行きたかったようです。学校に提出する書類も作ってもらっていたし、この日は確かにいつもより時間がかかっていたけど、それはないだろー!「そこは喜ぶところだよ!」と言ったら、「だってー。給食までには行きたいんだよ」とぐにゃぐにゃしていました。
そんなこんなでちょっと盛り上がりに欠ける感じだったけど、本格的に暑くなる前に遮閉訓練の時間を半分に減らすことができて、とっても嬉しいです!最近は春生さんが手強かったので、1日5回以上はアイパッチを付け直していた気がします。これからも根気よく頑張ろう!
今年の春から布のアイパッチも使うようになりました。使い捨てのアイパッチは皮膚にべったり張り付つくので、蒸し暑い時はかなり不快なようです。布だと隙間ができるので、効果が薄くなるのではという心配があったけれど、今回の検査結果を聞いた感じではどちらでも問題なかったようです。布のアイパッチはイギリス製のKay Eye Patchを使っています。かわいいイラストが描かれていて種類も豊富でおすすめです!
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